僕はGoogleのサービスを結構愛用しているのですが、それらのサービスの一つに、”GooglePlayMusic”があります。
これはGoogleが運営している所謂”音楽聞き放題サービス”なのですが、他のサービスと違う特徴として、自分が既にファイルとして所持している音楽ファイルもアップロードすることで再生リストに追加できる点があります。
元々はCDからコピーして自宅HDDに保存してシャッフル再生…という使い方をしていたので、PlayMusicはそんな僕のようなユーザーにもピッタリな音楽サービスとなっています。
そんなPlayMusicですが、欠点の一つとして”PC向けのプレイヤーアプリがない”点があります。
AndroidやiOS向けのアプリは他のサービス同様にあるのですが、PC向けの公式ネイティブアプリは同期専用のアプリ以外存在しません。
なのでPCからPlayMusicにアクセスするにはブラウザからアクセスする方法のみになります。
ただ音楽を聴くだけならいいのですが、ヘビィユーザーになってくると、ちょっと不便に感じる瞬間が出てきます。
システムとの相性が悪くてキーボートのホットキーで再生停止ができなかったり、ウインドウを開いていないと再生が止まってしまったり、OS統合機能の一部が利用できなかったりなどです。
やっぱりPlayMusicもネイティブアプリのような機能が使いたい…!という贅沢な悩みを解決してくれるアプリが、実はオープンソースで作られていました。
“Google Play Music Desktop Player“
というアプリです。
TweetDeckベースアプリのTweetenのような所謂”専用ブラウザ”系アプリで、 元々のPlayMusicの機能をアプリがオーバーライドすることで機能追加を実現しています。
Google Play Music Desktop Playerの場合も、立ち上げ直後は本家Webアプリと一見変わらなそうに見えますが、本家にはない便利な機能がいくつか追加されています。
例えば…
サイドメニューに、”Alarm”という機能が追加されています。
これをクリックすると…
こんな感じで、時間指定で音楽を流すことができる機能になっています。
他にも、
ミニプレイヤー機能や
ウインドウを閉じても再生を継続してくれる常駐機能もついています。
また、メニューのデスクトップ設定からアクセスできる
Playback APIを有効化すれば、Windowsのプレイヤー連係機能を利用して、再生中の曲をロック画面などに表示したり、他の機能と連携したりもできます。
また、PlayMusicに対してキーボードの”再生/停止”ホットキーが効かないPCも、このAPIを有効にすることで効くようになる場合もあるようです。
※Playback APIは一部セキュリティソフトを利用中の場合にブロックされてしまう場合があるようなので、注意してください。
こんな感じで Google Play Music Desktop Player にはネイティブプレーヤーアプリさながらの機能が利用できるので、ヘビィユーザーにとってはなかなかうれしい内容になっています。
何より、 Google Play Music Desktop Player はネイティブアプリとして扱われるので、
OS標準のランチャーにもちゃんとアプリのアイコン付きで追加できるのがうれしいですね。
Google Play MusicをPCで使われている皆さん、是非一度試してみてはいかがでしょうか。