人気のサーバー・エンタープライズ向けLinuxディストリビューション、CentOSのバージョン6が、いよいよ今年の11月末でサポート期間が終了します。
各OSのリリース日とサポート終了日を表にまとめてみた – Qiita
Linux系OSにおいてのサポート終了とは、Windowsと同様に、サポート終了後に発見された脆弱性や不具合の修正アップデートが提供されないことを意味し、OSに脆弱性が発生しても対策できない可能性があります。
他の人気ディストリであるUbuntuはサポート期間がリリースから18カ月~最長でも5年なので、期限切れには敏感になっているユーザーも多いかと思いますが、CentOSの場合はサポート期間が10年前後とかなり長いため、アップデートを考えておらず放置してしまうところも多い印象です。
サーバーで動かしている場合は、こういった部分が穴となってクラッキングされてしまうことがあるため、可能であればCentOSのより新しいバージョンへのアップグレードを検討しておきたいですね。
Ubuntuのようにわかりやすくは出てきませんが、CentOSにもアップグレードするツールや手順などは用意されているようなので、また実験をして記事にしたいと思います。
参考記事:
CentOS を 6 から 7 にアップグレードしてみた。 – みむらの手記手帳