Google社内で、AndroidでもChromeOSでもない新しいOSの開発が進んでいるようです。
Fuchsia OS が開発されていることは以前から知られていたようですが、Googleの現行の製品やロードマップにFuchsiaが入ってきそうな部分はなく、どういった立ち位置で開発されているのかわからない”謎のOS”としてネット上で取り上げられてきました。
Fuchsia OSの大きな特徴として、デスクトップ/モバイル端末双方に対応できる設計となっています。また、AndroidやChromeOSがベースとして使用しているLinuxカーネルではなく、Googleのエンジニアが一から作り上げた”Zircon(ジルコン)”カーネルが採用されているということで、本当の意味での初のGoogle謹製OSとなっています。
そんなFuchsia OSですが、そのUI/UXがいわゆる”動くワイヤーフレーム”としてWeb上で公開されています。
https://mgoulao.github.io/fuchsia-web-demo/
ログインオプションが出現
現時点では”LOGIN”ボタンは動作しないので、”GUEST”ボタンでログインします。
こちらがホーム画面。
端末のステータスとユーザーアイコン、検索バーとメニューが表示されているシンプルな構成です。
下部の検索・メニューエリアは上にスワイプすることで引き出すことができる”カードUI”となっており、見た目から、Googleアシスタントもここに統合されているようです。
画面下に出る〇ボタンを押すとアプリがバックグラウンドモードになり、ホーム画面へ戻ることができます。
ホームに表示されているアプリ画面のサムネイルをタップすれば、アプリを再表示させることができます。
設定画面。
頻繁に変更したくなりそうな項目が綺麗にまとまっており、とても使いやすそうな印象です。
右下に歯車アイコンがあることから、ここからさらに詳細な設定に飛ぶこともできそうです。
今回はPCで見たのでPC版レイアウトが表示されていましたが、スマホでアクセスするとスマホ版のUIも確認することができるようです。
Googleの話題の新OS「Fuchsia」のデモがブラウザで試せるよ! – GIZMODO
今後、もしかするとAndroidやChromeOSを置き換えるOSになるのではないかという憶測も出ているFuchsia OS。
今後どのような形で使われていくのか、今後の展開が楽しみですね。