久しぶりの Xcode に関する記事です。
タイトルにもあるとおり、今回はライブラリ管理に使用している CocoaPods
が使えなくなった時の対処法です。
どうやら MacOS を Catalina
にアップグレードしたのが原因だったようです。
OS をアップグレードをしたのは結構前なのですが、それ以降に CocoaPods を使う機会がなかったので発見が遅れました。
参考にさせていただいた記事はこちら。
macOS High Sierraでcocoapodsが使えなかった話(解決) – Qiita
https://qiita.com/KentaroAbe/items/2746a6ff382fab42696aCocoapodsのインストールでハマった件 – Qiita
https://qiita.com/kohki33/items/f4b0b4c92d031542c2ab
1つ目の記事によると、Ruby
のバージョンが違うことが原因だったようです。
そのため、下記の 2つのコマンドを実行し、Ruby と CocoaPods のバージョンを上げます。
sudo gem update --system sudo gem install cocoapods
が、こちらを実行したところ、sudo gem update --system
でエラーが発生しました。
「操作は許可されていません」というようなエラーだったので権限関係みたい?
そのため、2つ目の参考サイトを参考にパスやバージョンを設定したのですがうまくいかず…。
で、再度同じコマンドをもう一度実行してみたら、今度はインストール済です、のようなメッセージが表示されました。
…あれ、アップデートできてる?
なので、1つ目のコマンドはOKとして、次は 2つ目のコマンドで CocoaPods
のアップデートを行います。
が、今度もエラー発生。
今度は、「ディレクトリへの書き込み権限がありません」とのことでした。
こちらについては、2つ目の参考サイトで、パスを指定すると成功したとのことでしたので、下記のコマンドを実行しました。
sudo gem install cocoapods -n /usr/local/bin
上記を実行したところ、今度はエラーが発生しなかったので、CocoaPods のアップデートもこれで成功です。
この後で pod install
を実行したところ、ライブラリのインストールエラーは発生しましたが、コマンド自体は問題なく実行できました!
……いくつかのインストールできないライブラリについては、これから修正します…。
以上、MacOS をアップグレードしたら CocoaPods が使えなくなった時の対処法でした。
ご参考になれば幸いです。