Androidでアプリを開発する際、ちょっとしたデータを保存したいときがあるかと思います。
Webであれば、Cookie や LocalStorage が使えますが、Android の場合でもよく似た仕組みがあります。
それがこちらの「SharedPreferences」です。
参考にさせていただいたサイトはこちら。
[Android] データを保存し Android Studio で確認 SharedPreferences
https://akira-watson.com/android/sharedpreferences.html
早速使い方はこちら。
SharedPreferences dataStore = getSharedPreferences("DataStore", MODE_PRIVATE); Editor editor = dataStore.edit(); // 保存するデータを追加 editor.putString("input", "abcdefg"); editor.apply();
なお、getSharedPreferences()
の第2引数で指定している MODE_PRIVATE とは「このアプリからのみ読み書き可能」という意味になります。
基本的には、これでOKだと思います。
また、データはほかにも下記の型を保存できます。
editor.putInt("DataInt", 123); editor.putBoolean("DataBoolean", true); editor.putLong("DataLong", 12345678909876L); editor.putFloat("DataFloat", 12.345f);
そして、読み出しは下記のようになります。
String dataString = dataStore.getString("input", null);
読み出しについてはいたってシンプルですね。
なお、第二引数には、データを取得できなかった場合の代用値を指定します。
他の型の取得については下記のとおりです。
int dataInt = dataStore.getInt("DataInt", 0); boolean dataBoolean = dataStore.getBoolean("DataBoolean", false); long dataLong = dataStore.getLong("DataLong", 0); float dataFloat = dataStore.getFloat("DataFloat", 0);
以上、アプリ内にデータを保存できる SharedPreferences の使い方でした。
データベースに保存するまでもないような、小さなデータなどでしたらこれで事足りるかと思います。
是非、便利に使ってください。