Windows PC で npm を使って Cordova を更新しようとしたのですが、何度更新しても cordova -v
で確認するとバージョンが変わっていないという現象に遭遇しました。
なお、更新のために実行したコマンドは下記のとおりです。
npm uninstall -g cordova npm install -g cordova
下記の Cordova の公式サイトに掲載されていたコマンドなので、間違いはないはず…。
Cordova CLI 10.0.0 Released! – Apache Cordova
https://cordova.apache.org/announcements/2020/08/04/cordova-cli-release-10.0.0.html
なお、公式サイトでは、インストールするバージョンを 10.0.0 で指定していましたが、特に指定しなければ最新バージョンがインストールできますので、そうしています。
色々調べていたところ、Linux では which
コマンドを使ってコマンドの実行ファイルの場所を探すことができるので、そちらを実行して表示された実行ファイルを全削除してから Cordova をインストールする、という方法が紹介されていました。
これならイケるかも!?と思い、Windows で which
コマンドに相当するコマンドがあるか調べたところ、where
コマンドを使えばいいとのことでした。
実行するコマンドは下記のとおりです。
where cordova
上記を実行すると、Cordova の実行ファイルの場所の一覧が表示されるので、それらを全部削除してから、npm で Cordova をインストールしたところ、無事に最新の Cordova が更新できました!
なお、where cordova
を実行した際、4ヵ所がヒットしました。全部消しました。
実行ファイルを削除してしまうので若干心配でしたが…上手くいって良かったです!
以上、Windows PC で npm を使って、Cordova が更新できない時の対処方法についてでした。
ご参考になれば幸いです。