Adobe社が提供するUIプロトタイピングツール”Adobe XD”で、本来有料である2プロジェクト以上のWeb共有機能などが現在無料開放されているようです。
Adobeは今回の無料開放について、上記のメールで”支援のため”と記述しており、新型コロナウイルス対策のリモートワークを支援する目的であると思われます。
個人的にAdobeはなかなか無料開放のようなサービスを行わないイメージがあったので、この発表はちょっと驚きました。
AdobeXDは非常に優れたプロトタイピングツールで、直感的なGUIの操作でWebやアプリなどの画面のモックを作ることができ、さらにデザイン内でボタンとページのリンクをつないで”動くモック”を作ることができます。
特に今回無料開放された”Web共有”はブラウザひとつで”動くモック”を見せることができるため、デザイン案をお客様に見せるときには非常に便利ですし、ボタンクリックからのページ遷移やポップアップも疑似的に体験してもらえるため、より正確にUIデザインのイメージを伝えることができす。
有料の共有機能の無料開放は、2020年10月まで行われるとのことです。
無料のプランであれば、アドビアカウントの取得のみで利用することができるので、この機会に是非試してみてみてはいかがでしょうか。