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なぜネットの調子が悪いと”169.254″から始まるIPアドレスになるのか

家やオフィスなどでルータやネットワーク機器がおかしくなっていたりすると、よく”169.254…”から始まるアドレスが割り振られることがあります。

なぜこんな変なアドレスが割り振られるのか、疑問に思った方も多いと思います。

WindowsやmasOSをはじめとしたOSでは、DHCPなどのIPアドレスの割り当てをしてくれる仕組みがLAN内になく、かつ機器に対して固定のIP設定も行われていない場合に、同じLAN内に接続された機器と協調しながら自動で独自のIPアドレスを割り振る機能(APIPA)が備わっています。

この機能によって割り当てられるIPアドレスを“自己割り当てIPアドレス”もしくは”リンクローカルアドレス“と呼びます。

自己割り当てIPアドレスの仕組みはいたって単純です。

同じLAN内にある全機器に対して、

“169.254.XXX.XXXっていうIPを使おうと思うんだけど、ほかにだれか使ってる人いる~?”

って聞いて、”俺使ってるぞー”っていう応答が返ってこなければ自分のIPとして使用する、という仕組みになっています。

ちなみに、なぜ169.254.XXX.XXXの範囲のIPアドレスが振られるかというと、ローカルIPと同様に、169.254.0.0~169.254.255.255(169.254.0.0/16)までのアドレスが、この自己割り当てIP用として正式に予約されているからです。

リンクローカルアドレス – Wikipedia

これでDHCPがなくても、インターネットに抜けることができない代わりに、特に何も指定しなくても同じLAN内で自己割り当てIPで参加する機器同士であれば通信することができるようになります。

自己割り当てIPについてはこちらのサイトが詳しかったので、上記の説明で分からなかった…という方は確認してみてください。

リンクローカルアドレス – Geolocation Technology

要するに、自宅やオフィスのLANなどで、IPの自動割り当てのしくみ(DHCP)が存在するにも関わらず自己割り当てIPが振られてしまった場合は、何らかの原因でPCがDHCPサーバーとの通信に失敗したということになります。

この場合はPCとDHCPを担当する機器(家の場合はほとんどルーターが行っている)との接続ができているか、ルーター自体の動作は正常か…といったあたりを調べるとたいていの場合は解決の近道になります。

もし169.254…から始まるアドレスが割り振られてしまった場合は、上記の部分を確認してみてください。

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