OSに設定されているタイムゾーンが自分の使用したいものと異なっている場合、数時間時刻がずれてしまうことになるので、いろいろ困ることがあります。
そういった場合はタイムゾーンを設定しなおさないといけません。
Linuxでのタイムゾーンの変更方法をご紹介します。
/usr/share/zoneinfo
を見ると
$ ls /usr/share/zoneinfo
Africa CET Egypt GMT+0 Iran MST7MDT Pacific UCT leap-seconds.list
America CST6CDT Eire GMT-0 Israel Mexico Poland US localtime
Antarctica Canada Etc GMT0 Jamaica Msft Portugal UTC posix
Arctic Chile Europe Greenwich Japan NZ ROC Universal posixrules
Asia Cuba Factory HST Kwajalein NZ-CHAT ROK W-SU right
Atlantic EET GB Hongkong Libya Navajo Singapore WET zone.tab
Australia EST GB-Eire Iceland MET PRC SystemV Zulu zone1970.tab
Brazil EST5EDT GMT Indian MST PST8PDT Turkey iso3166.tab
あらゆるタイムゾーンの設定が書かれたファイルが置かれています。
これらは名前のタイムゾーンの設定がそれぞれ入っているので、設定したいタイムゾーンファイルのリンクを/etc/localtimeとして張ります。
ln -sf /usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyo /etc/localtime
(日本語時間に設定する場合)
ただ、この設定では再起動時に変更する前のタイムゾーンに戻されてしまうようなので、永続化させるためには
/etc/sysconfig/clock
下記のように変更します。
ZONE="Asia/Tokyo"
UTC=false
これで設定完了です。