先日、Windows10 October 2018 Update(1809)を適用した後あたりから、グラフィックドライバの設定がおかしくなり(無効化していたはずのバッテリー駆動時のフレームレートを低下させる機能が再び有効になっていた)、唯一の設定手段であるIntel HD Graphics コントロールパネルを開こうとしたところ、
このスプラッシュ画面までは表示されるものの、何度試しても肝心のコントロールパネルは一向に表示されません。
Windows 10でのIntel HD Graphics問題の対処法(更新) – Windows 10 Solomonレビュー[redémarrage]
こちらの情報も参考にしていろいろ試したのですが、何度ドライバを入れなおしても一向に解決しませんでした…
困り果ててOSのバージョンのロールバックも考えたのですが、その前に「もしかしたら開かない原因がイベントビューア(システムログビュアー)に落ちているのでは」と思いダメ元で見てみました。
すると…
障害が発生しているアプリケーション名: Gfxv4_0.exe、バージョン: 8.15.100.6472、タイム スタンプ: 0x5c0ebadd
障害が発生しているモジュール名: amdvlk64.dll、バージョン: 1.0.39.0、タイム スタンプ: 0x5a4370eb
例外コード: 0xc000041d
障害オフセット: 0x000000000000ae51
障害が発生しているプロセス ID: 0x5a98
障害が発生しているアプリケーションの開始時刻: 0x01d4f425b8b07ceb
障害が発生しているアプリケーション パス: C:\WINDOWS\System32\DriverStore\FileRepository\igdlh64.inf_amd64_555cfc07a674ecdd\Gfxv4_0.exe
障害が発生しているモジュール パス: C:\WINDOWS\System32\amdvlk64.dll
レポート ID: ...
障害が発生しているパッケージの完全な名前:
障害が発生しているパッケージに関連するアプリケーション ID:
このようなエラーを発見。
Gfxv4_0.exe はIntel HD Graphics コントロールパネルの一部であり、これが何らかのエラーで止まってしまったというまさにドンピシャのエラーが記録されていました。
原因となっている amdvlk64.dll ですが、名前の通り、AMD製グラフィックドライバー周りのファイルだと思われます。
実は問題が起きたPCには、外部GPUとしてAMD製のグラフィックカードであるRadeonが搭載されていて、そのチップ用のグラフィックドライバもインストールされているのですが、確認したところ、何故か古いバージョンのものに戻ってしまっていました。
そこで、AMD Radeon公式サイトから、自動アップデートツールを入手して、ドライバのアップデートを実行しました。
ドライバのインストール完了後、一度再起動を行い、再度HD Graphicsコントロールパネルを開いたところ…
無事表示されるようになっていました!!!
まさか、他社製のグラフィックドライバが足を引っ張っていたとは…
ということで、何かトラブルが起きたときはまずログを確認しましょう。
…というお話でした(汗