mac OSに搭載されているファイラー”Finder”では、デフォルトでWebP画像をプレビューすることができません。
しかし、プレビュー機能であるQuickLookのプラグイン(qlgenerator)を追加することで、デフォルトで未対応の形式も表示できるようになります。
公式ではありませんが、有志の方がWebP対応のqlgeneratorを公開されているので、こちらをインストールして、macでWebP画像が表示できるようになるかテストしてみました。
まず、ここから WebP対応のqlgeneratorファイルを入手します。
dchest/webp-quicklook – GitHub
zipファイルをダウンロードし、解凍すると、
WebP.qlgenerator
というファイルが出現するはずです。

解凍したら、次のコマンドを入力し、WebP.qlgeneratorファイルをmacのLibraryフォルダへ移動します。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 | #下記のどちらかを実行。 #ユーザーのみに適用 mv WebP.qlgeneratorを解凍したディレクトリ /WebP .qlgenerator ~ /Library/QuickLook/ #macOS全体に適用(要管理者権限) sudo mv WebP.qlgeneratorを解凍したディレクトリ /WebP .qlgenerator /Library/QuickLook/ #どちらの場合も必ず実行(プラグイン再読み込み) qlmanage -r |
これでプラグインが適用されたはずなので、実際に表示できるようになったか試してみます。
適当なWebP画像をワンクリックで選択して、スペースキーを押します。

こんな感じで画像がプレビューされれば成功です。
尚、QuickLookでプレビューさせることには成功しましたが、今回の方法ではデフォルトの”プレビュー”アプリでは開くことができませんでした。
どうせならプレビューアプリでも開けるようにしたかった…
もしプレビューアプリでも開く方法が見つかりましたら、またご紹介したいと思います。
参考:
https://github.com/dchest/webp-quicklook#webp-quicklook-plugin
https://project-p.jp/halt/2014/05/07/075036/