気づきたくなかったよWindows…
自分のMacにはBootCampでmac OSとWindows両方が利用できるようにしてあります。
最近、仕事でサブPCとして使用しているMacbook AirでもPCスタンドを使用するようになり、その関係で家で眠っていたミニキーボードを引っ張り出してきて使い始めました。
mac OS側では、初めてキーボードを接続した際にキー配列を確認するウインドウが表示されます。
このMacbookは日本語配列キーボードになっているので、今回新しく接続したキーボードとはキー配列が異なるのですが、どちらのキーボードで入力しても、それぞれに設定されたキー配列に応じて、mac OS側で正しいキー配列で認識してくれます。
小さいキーボードではありますが、結構快適…と嬉々とした気分で使っていました。
ところが、BootCampでインストールしたWindowsでもキーボードを使用しようと思った時、意外な事実が判明しました。
Macbook上でWindowsを起動した状態で、外付けキーボードで”-“‘(ハイフン)を打ったところ、変な文字が入力されてしまう…
そういえば外付けキーボードのキー配列設定してなかったなーと思い、Windowsの設定を開いたところ…
なんということでしょう…OS全体の設定しかありませんでした。
そう、実はWindowsでは2つ以上のキーボードが接続されている際に、キーボードごとに配列を設定することができないのです。
さらに、キーボード配列を変更した場合、その変更はWindowsを再起動するまで反映されません。これは結構ストレスフルです…
一応、レジストリを触れば、裏技的にキーボードごとに配列を変更できる方法も過去にはありました。
【Windows】特定の外付けキーボードだけUS配列の設定にする – SOFTELメモ
しかし…
Windows 10 1809以降でキーボードを英語配列(101/102キー)にする – Windowsは好きですが何か
ビルド1809でふさがれてしまい、もはや為す術なしです…
さらに調べると、Teratailにこんな投稿が。
Microsoftのコミュニティで似たような質問を見つけましたが、
windows10で日本語配列とus配列を再起動無しで切り替える方法 – Teratail
Windowsはレイアウトの異なるキーボードを再起動無しで差し替えて使用できるようには設計されていないのでは?と思います
マジかよWindows…
mac OS…というかAppleの製品について、かなり囲い込みが強力な印象を抱きがちだったのですが、そう考えると実は結構サードパーティの機器との接続周りなどが、案外考慮されてるんだなぁと感じました。
Windowsの方が接続される可能性のあるハードウェアの種類は圧倒的に多いでしょうし、せっかく常に機能更新が行われる形になったので、この辺りは改善されて行ってほしいところですね…
ということで、Windows上では配列の異なるキーボードの併用はちょっとやりづらい…というお話でした。