僕はmacOSを少し見くびっていたようです…
spotlightなどで
“ワイヤレス診断”
と検索すると
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“ワイヤレス診断”というアプリが見つかります。
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一見普通のネットワーク診断ウィザードなのですが、プルダウンメニューのウインドウを見てみると
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隠されたツールが。
画像のスキャンという項目をクリックすると
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macのWi-Fiがキャッチできる範囲のWi-Fiの情報の一覧が表示されました!
これは近くにどの規格のどのチャンネル(周波数帯)のWi-Fiが飛んでいるかを見ることができるツールで、Wi-Fiのつながりが悪いときの原因を探るのにとても役立ちます。
他のOSでは自分でツールをインストールしないと使えない機能ですが、macは初めから用意されているのですね。素晴らしい…
ちなみに、メニューの中にスニファというのもありますが、これはWi-Fiの電波を傍受して、(暗号化されていなければ)中にどんなデータが流れているのかを直接除くことができるツールのようです。
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ただ、このツールではキャプチャした内容をバイナリデータとして”/var/tmp”にpcap形式でダンプするだけのようで、どんなデータが入っているのかを確認するにはWiresharkなどのようなツールが別途必要になりそうです。
こんな感じで、結構本格的なネットワークツールがプリインストールされているmacOS、さすがです。