僕はmacOSを少し見くびっていたようです…
spotlightなどで
“ワイヤレス診断”
と検索すると
![](https://cpoint-lab.co.jp/wp-content/uploads/2019/05/9b8fbe6568d69a9cdc743b8640af457e.png)
“ワイヤレス診断”というアプリが見つかります。
![](https://cpoint-lab.co.jp/wp-content/uploads/2019/05/01c0bd36976b06fb1ebd7fbae1526b46.png)
一見普通のネットワーク診断ウィザードなのですが、プルダウンメニューのウインドウを見てみると
![](https://cpoint-lab.co.jp/wp-content/uploads/2019/05/91e8c7121bd12bf4998d946d06332b27.png)
隠されたツールが。
画像のスキャンという項目をクリックすると
![](https://i1.wp.com/cpoint-lab.co.jp/wp-content/uploads/2019/05/bbb77772cc6a6a152eb6911b4277d68d.png?fit=1024%2C392&ssl=1)
macのWi-Fiがキャッチできる範囲のWi-Fiの情報の一覧が表示されました!
これは近くにどの規格のどのチャンネル(周波数帯)のWi-Fiが飛んでいるかを見ることができるツールで、Wi-Fiのつながりが悪いときの原因を探るのにとても役立ちます。
他のOSでは自分でツールをインストールしないと使えない機能ですが、macは初めから用意されているのですね。素晴らしい…
ちなみに、メニューの中にスニファというのもありますが、これはWi-Fiの電波を傍受して、(暗号化されていなければ)中にどんなデータが流れているのかを直接除くことができるツールのようです。
![](https://cpoint-lab.co.jp/wp-content/uploads/2019/05/e1427c23a7851c0d2584cc178574db4f.png)
ただ、このツールではキャプチャした内容をバイナリデータとして”/var/tmp”にpcap形式でダンプするだけのようで、どんなデータが入っているのかを確認するにはWiresharkなどのようなツールが別途必要になりそうです。
こんな感じで、結構本格的なネットワークツールがプリインストールされているmacOS、さすがです。