先日久々に富士急ハイランドへ行ってきたのですが、入場時に以前にはなかったものが置かれていました。
顔認証システムです。
どんなものなのかは上の公式説明動画をご覧いただければわかるかと思いますが、僕はこのシステムのことを知らず、入園時にちょっと戸惑ってしまいました…(;´∀`)
入園時にゲート前の端末のカメラで自分の顔を登録するのですが、正直、”えっ、入場時に顔を登録するの…めんどくさい…”と思っていました。
ところがこの顔認証、一回入園してみるとその便利さがすぐにわかります。
入場口で顔認証をすることで、チケットの情報と自分の顔が紐づけられるので、例えばアトラクションに乗る際はチケットを見せることなく、自分の顔だけでアトラクションに乗る権利があるかどうか(例えばフリーパスを持っているかどうか)を確認してもらうことができます。
また、再入場の場合、昔はスタンプを手におしてもらったり、退園前にあらかじめ何らかの手続きをしないといけなかったりする遊園地が多かったと思います。
現在の富士急ハイランドでは、一時退園前に手続きする必要は一切なく、またチケットも提示せずに再入場口から再入場することができます。
チケットが全く必要ない…というわけではないとは思いますが、園内ではほぼチケットを出す場面がなかったため、手続きもスムーズでしたし、むやみにチケットを出し入れして失くす危険が最小限になるのは、とても画期的ではないかと感じました。
最近は顔認証もだいぶ一般的な技術になってきましたが、そのせいもあってか顔認証単体で使い道を考えてみても、あんまり画期的に感じなくなってきていました。
しかし、今回のように特定の場面でうまく使えば、面白い使い方がまだまだできるんだな、ととても勉強になりました。
是非他の遊園地でも普及してほしいですね。