自分が持ってるmacbook AirにはBootCampでWindowsもインストールしてあるのですが、このWinodws上でWSL(Windows Subsystem on Linux)でUbuntuを動作させようとしたところ(コマンドプロンプトで”bash”コマンドを実行したところ)ブルースクリーンが発生する状況になってしまいました。
ブルースクリーンの時の内容は下記の通り
停止コード : SYSTEM_THREAD_EXCEPTION_NOT_HANDLED
失敗した内容 : FLTMGR.SYS
Windowsの同じバージョンを搭載している別のPCでは同じ現象は起きなかったため、疑問に思っていろいろ調べたところ、ある事実が発覚しました。
WSLを起動すると、停止コードなど表示されてOSが再起動する – Microsoft Office フォーラム
実は自分のmacbookAirにのみ、スーパーセキュリティZEROというセキュリティソフトをインストールしていました。
このスーパーセキュリティZEROはBitdefenderという非常に人気の高いセキュリティソフトがベースとなっているセキュリティソフトで、性能面としてはかなり高性能なものとなっています。
しかし、上記のような情報によると、どうもBitdefender系のセキュリティソフトにWSLの機能と競合してしまう不具合があったようです。
OS build 17134.5 Stop Code: SYSTEM_THREAD_EXCEPTION_NOT_HANDLED FLTMGR.SYS #3148 – GitHub
尚上記のサイトによると本家のBitdefenderでは改善されているようですが、OEM版である”スーパーセキュリティZERO”は記事作成時点での最新版(Ver.22.0.21.297)でも修正されていないようで、自分の環境で試したところブルースクリーンが発生し、 スーパーセキュリティZERO をアンインストールすればWSLを実行しても問題なく動作することを確認しました。
当分はWSLかスーパーセキュリティZERO、どちらか片方をアンインストールするしかないようです。
僕の場合はLinuxで使用するような、基本的なネットワークツールを利用できれば問題ないので、WSLの代わりに以前ご紹介したWindows向けパッケージマネージャーのChocoとGitに付属する”GitBash”を組み合わせて使用していきたいと思います。