ある日、ふとPCを起動したところ…
…!?
!?!?
なんと!普段から見ているGoogle Chromeからの通知が、Windows10標準の通知センターから行われるようになっていました!!!
Google Chromeは、Windows 10のネイティブ通知に対応 – AMW
以前からGoogle Chrome 68についてはいろいろと記事にしていますが、まさかネイティブ通知が実装されていたとは…
実はこの機能、ずっと前から個人的に切望してしていた機能でもあります。
本来のデフォルトのGoogle Chromeの通知はこんな感じでした。
見た目の部分は見やすくて全く問題なかったのですが、以前実装されていたGoogleChromeの通知センターが廃止されて以降、Chrome通知で見逃した物を再確認する手段が無くなってしまっていました。
また、マルチディスプレイ環境であったり、解像度の変更を行ったりした際に、しばしば表示崩れを起こすことも…
また、Windows10で実装された通知ミュート機能(プレゼン中などにはとても役に立つ機能です)も、Chrome通知に対しては効かなかったりと、なかなか不便な一面がありました。
ちなみにmacOS版Google Chromeでは、 Ver.32からすでにネイティブ通知に対応しており、macOSの通知センターと連携させることができました。
Google ChromeがMac OS Xでネイティブ・プッシュ通知に対応 – Gigazine
Windows10がリリースされ、macOSのような通知センターがWindowsでも利用できるようになったため、Windows版Chromeでもネイティブ通知が実装されてほしいなぁとずっと思っていたので、今回のネイティブ通知実装はかなり嬉しいニュースです。
なお、現在はテスト段階のようで、デフォルトでは全Google Chromeユーザーの50%に対してのみ有効(所謂A/Bテスト)にしているようです。そのため、”えー自分のChromeもバージョン68なのに昔の通知が出てくる”という方も多いかと思います。
正式実装を待つ、という方法もありますが、「そんなの待ってられねぇよ!!!」という方は例によって”chrome://flags”から有効化できます。
URL欄に
chrome://flags/#enable-native-notifications
と入力してエンターキーを押すと
“Enable native notifications.”
という項目が出てくるかと思いますので、この項目のプルダウンメニューを
“Default”
から
“Enabled”
に変更し、再起動します。
これで、Google Chrome経由の通知がすべてWindowsの通知センター経由で表示されるようになっているはずです。
Var.67ではPWAのサポートも実装されましたし、今後ブラウザ経由で通知を受け取る機会はどんどん増えていくかと思います。
GoogleChrome経由で多くの通知を受け取っている方は、設定して損はないかと思いますので、是非試してみてはいかがでしょうか?