今日も今日とて、Excelについて。
今回は、セルの数値を四捨五入する方法についてです。
使う関数は「ROUND」です。
なお、今回参考にさせていただいたサイトはこちらから。
【エクセル時短】意外と知らない「数値の丸め」。基本のROUND系関数をマスターする!|Excel|できるネット
https://dekiru.net/article/15716/
使い方は下記のとおりです。
=ROUND([数値],[桁数])
上記のとおりに、第一引数に四捨五入したい数値を指定し、第二引数には四捨五入後の小数点以下の桁数を指定します。
なので、例えば第二引数に 2 を指定した場合、四捨五入後の結果は小数点第二位まで表示されます。
なお、第二引数が 0 の場合は、結果は整数になり、負の数が指定された場合は、小数点の左側 (整数部分)が四捨五入されます。
=ROUND(21.4, -1)
よって、上記の結果は1の位で四捨五入が行われるため、20 になります。
なお、切り上げ、切り捨てを行いたい場合は、それぞれ ROUNDUP 関数と、ROUNDDOWN 関数を使用します。
使い方は ROUND関数と同じで、第一引数に切り捨て、切り上げを行いたい数値を指定し、第二引数に切り捨てる、もしくは切り上げる桁を指定します。
以上、Excelで四捨五入を行う方法でした。
Excel自体にも、数値の表示桁数を指定する機能が付いてはいます。
が、表示形式を指定しているだけで、実際には数値はそのままなので、場合によっては計算に誤差が出たりします。
四捨五入後の数値で計算を行いたい場合は、ROUND関数を使って、この誤差が出ないようにしましょう。