何か大きなプロセスを回しているとマシンのリソースを限界まで食い尽くすことがあります。少しの間ならそれほど問題にならないのですが長時間にわたって高いCPU使用率が維持されると、熱暴走の危険があり、ハードウェアの寿命を縮める可能性もあります。その様な事態を避けるためにCPU使用率に上限を設けたくなります。
Windows11のCPU使用率の上限は電源プランで制御できます。これはコントロールパネル→電源オプション→プラン設定の変更→詳細な電源の設定→最大のプロセッサの状態、と辿ることで設定できます。実際の設定画面への道筋が次画像群です。
上記の画面からWindows 11のCPU使用率に上限を設けることができます。これによりやたらとマシン酷使することを防げます。ただし制限を設けすぎるとパフォーマンスが低下します。適切なバランスを見つけることが重要です。
ちなみにCPUの温度を見るにはいくつか方法があります。前準備こそ気持ち手間ですが、頻繁に見るのであれば何かしらのソフトを導入するのがいいです。もしソフトを導入しないのであれば、次のコマンドで管理者権限で起動したPowerShellからCPUの温度を見ることができます。
(Get-WmiObject MSAcpi_ThermalZoneTemperature -Namespace "root/wmi").CurrentTemperature / 10 - 273.15