GCP(Google Cloud Platform)はその名の通り Google がクラウドに用意する環境です。環境の中にはストレージ、データベース、プログラム実行環境、ウェブサーバー、ネットワーク、デバッグ用ツール、開発用ツール、データ解析、人工知能、IoTなどが含まれ非常に多岐に渡ります。GCPは無料枠と有料枠が混じっており、課金は従量課金となります。使うサービスの種類、使い方、量によって料金が変わるため、あらかじめかかる料金を予想しておきたくなります。もし予想せずに雑にやたらと使うと意外な金額が請求されるやもしれません。その様な事態を避けるための方法としてこの記事で紹介する料金計算器でかかる料金をシミュレートしておく方法がります。
次リンクが料金計算機です。GCP謹製のため信用しやすいです。
使い方はシンプルです。次動画の様に使用するサービスを探し、使用する予定のパラメーターを入力し、ESTIMATEボタンから料金を推測させる、というのを繰り返すだけです。入力した複数のサービスをひと月動かした際にかかる料金の合計が Estimate 欄の末尾に表示されるので、この合計が予算に収まるか否か考慮するだけです。この計算機上の金額は多数の通貨に対応しており日本円ももちろんあります。
マシンリソースやリージョンなど使い方に関わらず大きく金額が変わるため、色々ここであらかじめ試しておくと、いい感じに必要なリソースに対して適切な料金を払うだけで済みます。