今後使うかどうかは分かりませんが、備忘録としてまとめ。
タイトルにある通り、Android App Bundle ファイルを APK ファイルに変換する方法についてです。
Android App Bundle は、アプリをリリースする際に Google Play Console にアップロードする .aab
という拡張子のファイルです。
参考にさせていただいた記事はこちら。
Android App Bundleを実機にインストールして試すために使うbundletoolの使い方 | virtualiment
https://virment.com/how-to-use-bundletool-to-test-app-locally/
Google のサイトにも説明はありましたが、個人的にはこちらの方が分かりやすかったです。
まず、準備として bundletool.jar
を下記サイトからダウンロードします。
Releases · google/bundletool
https://github.com/google/bundletool/releases
2022/7/29 現在では 1.11.0
が最新でした。
ダウンロードできたら、分かりやすい・使いやすい場所に保存します。
私は、アプリの Android App Bundle ファイルがディレクトリに保存しました。
次にコマンドプロンプト等のターミナルアプリを起動し、bundletool.jar
します。
あとは下記コマンドを実行すればOKです。
java -jar bundletool.jar build-apks \ --bundle=[Android App Bundle ファイル名] \ --output=app.apks \ --ks=[アプリの署名キーストアファイルのパス] \ --ks-pass=pass:[署名キーストアファイルのパスワード] \ --ks-key-alias=[署名キーストアファイルのエイリアス名] \ --key-pass=pass:[署名キーストアファイルのキーパスワード]
上記の実行に成功すると app.apks
という名前で APK ファイルが生成されます。
また、APK ファイル生成後は、下記のコマンドを実行すると、実機にインストールしてくれます。
なお、パソコンにアプリをインストールしたい端末を接続し、かつ APK ファイルが bundletool.jar
と同じディレクトリにあることを確認してから実行してください。
java -jar bundletool.jar install-apks --apks=app.apks
ちなみに、既に端末に同じアプリがインストールされていると、上記コマンドが失敗する事があるとのことです。
アプリをアンインストールして問題がなければ、アンインストールを行ってから上記コマンドを実行した方が確実ですね。
実際にコマンドを実行したところ、問題なく APK ファイルの作成と、端末へのアプリインストールが行えました。
特に、アプリの実機インストールは簡単で良いですね。
今までは、エクスプローラで端末の適当なディレクトリに APK を移動して、そこからインストールを行っていたのですが…今後はこちらの方法でインストールしようと思います。
以上、bundletool.jar を使って Android App Bundle ファイルを APK ファイルに変換する方法についてでした。
ご参考になれば幸いです。