今回は、React Native アプリの速度改善として導入した Hermes についてです。
こちらは、React Native の公式サイトに記事があり、そちらを参考にさせていただきました。
Using Hermes · React Native
https://reactnative.dev/docs/hermes
まず、Android への導入手順についてです。
android/app/build.gradle ファイルを開き、下記を追加します。
project.ext.react = [
    entryFile: "index.js",
    enableHermes: true  // この行を追加
]
3行目を追加、もしくは変更したら、下記コマンドを実行して Android プロジェクトをクリーンします。
cd android gradlew clean
クリーンが完了したら、下記コマンドでアプリを実行してください。
npx react-native run-android
設定ミス等がなければ、問題なくアプリが起動するはずです。
で、肝心のアプリの速度ですが…劇的に速くなった感じはしませんでした…。
まあ、特に問題はないので、有効のままにしておこうと思います。
次は、iOS への導入方法についてです。
まず、下記コマンドを実行して Podfile を開きます。
cd ios vi Podfile
そうしたら、下記の行を追加します。
use_react_native!(
    :path => config[:reactNativePath],
    :hermes_enabled => true  # この行を追加
)
上記を追加し終えたら、pod install を実行して、Hermes をインストールします。
インストールが完了したら、下記コマンドで iOS アプリを実行します。
npx react-native run-ios
…が、私の環境で試したところ、上記コマンドを実行したらエラーが発生し、アプリを起動できませんでした。
pod install 実行の時点ではエラーにはならなかったのですが、何が原因なのでしょう…。
iOS は別にアプリに遅さは感じていないので、導入必須!という感じでもないのですが…使えるなら使いたいところではあります。
後々、時間を見つけて調べたいと思います。
以上、React Native アプリに Hermes を導入する方法についてでした。
ご参考になれば幸いです。
 
					         
               
                       
						
						![【Xcode】pod install実行時に「Automatically assigning platform `iOS` with version `15.2` on target `[プロジェクト名]` because no platform was specified.」警告が発生する](https://cpoint-lab.co.jp/wp-content/uploads/2024/02/ios_apple-375x211.png) 
												 
                