Electron プロジェクトで、ユーザ情報などのちょっとしたデータを保存・取得する方法についてです。
使用したライブラリは「electron-json-storage」です。
localStorage
と同じような感覚で使えるので、導入のハードルは低いと思います。
GitHub のページはこちらから。
GitHub – electron-userland/electron-json-storage: Easily write and read user settings in Electron apps
https://github.com/electron-userland/electron-json-storage
ライブラリのインストールは下記のコマンドで行います。
npm install --save electron-json-storage
サンプルコードは下記のとおりです。
import storage from 'electron-json-storage'; // データを保存 storage.set('[キー名]', [保存するデータ]); // データを取得 const data = storage.getSync('[キー名]'); // データを削除 storage.remove('[キー名]');
他にも、全データをクリアする .clear()
メソッドや、保存されているキー一覧を取得する .keys()
メソッドなんかもありますが、とりあえず、上記の保存・取得・削除のメソッドを知っておけば大丈夫だと思います。
使ってみた感想ですが、本当に localStorage
や AsyncStorage
とそっくりで、かなり使いやすかったです!
ログイン機能があるプロジェクトを開発しているなら、導入をおすすめします。
以上、Electron プロジェクトで「electron-json-storage」ライブラリを使ってデータを保存・取得する方法についてでした。
ご参考になれば幸いです。