基本的に、最近のLinuxディストリビュージョンではほぼ日本語に完全対応してくれますが、こういったディストリビュージョンでも初期設定によっては
このように、テキストの日本語や漢字部分が文字化けしてしまうことがあります。
こう言った場合は、現在の環境の言語設定がどのようになっているのか確認する必要があります。
$ echo $LANG
C
上記のように、
echo $LANG
コマンドを実行した際にCや日本語以外を表す設定値が出てきた場合は、日本語が表示できる設定になっていません。
こういう場合は、次のようにすると言語設定を即時に変更することができます。
$ LANG=ja_JP.UTF-8
$ echo $LANG
ja_JP.UTF-8
この状態で先程のファイルを開いてみると…
ちゃんと日本語が表示されるようになりました。
ただ、この設定はログアウトすると消えてしまうので、上記の設定を
~/.bashrc
の末尾あたりに記述しておけば次回以降のログイン時に自動で言語が日本語に変更されるはずです。
ちなみに、システム全体にこの言語設定を変更したい場合はたいていどこかの設定ファイル内に設定値として記述されている場合がほとんどのようです。
たとえば、CentOS 7 であれば
/etc/locale.conf
に記述があり、
sudo localectl set-locale LANG=ja_JP.utf8
とすることで簡単に設定値が変更できるようです。
ちなみに、言語設定を変更すると、使っているうちにターミナルに表示されるメッセージも日本語になっているのがわかるかと思います。
日本語が文字化けして困っている、という方は確認してみてください。