タイトル通り、Apple へ iOS アプリを審査に提出した際に、「Guideline 2.1 – Information Needed」に問題があったためリジェクトされてしまった時の対処法です。
Apple の担当者の方から送られてきたメッセージの全文がこちら。
Guideline 2.1 – Information Needed
We have started the review of your app, but we are not able to continue because we need access to a video that demonstrates the current version of your app in use on a physical iOS device, pairing and interacting with the designated hardware.
Please ensure the video you provide shows a physical iOS device (not a simulator).
「アプリのレビューを開始しましたが、指定されたハードウェアとペアリングしてやり取りする必要があるため、続行できません。」とのことでした。
今回リリースしようとしたアプリは、特定の Bluetooth 端末からデータを取得し、それを送信するという機能がメインなので、当然といえば当然でした…。
対処方法ですが、こちらのサイトを参考にさせていただきました。
アプリ申請でのリジェクト – Information Needed
http://somen.site/2018/01/16/アプリ申請でのリジェクト-information-needed/
この方も、情報不足のためリジェクトされてしまったとのことでした。
こちらの記事を参考に、実際に実機でアプリを実行していることが分かるような動画を撮影し、文章でもアプリの機能を説明しました。
ただ実際に行った撮影方法が、アプリを起動した iPhone を iPad で撮影するという、はたから見ると大分間抜けな方法だったので、これで大丈夫かどうかはとても不安なところ…。
なお、こちらの動画は、iTunes Connect のアプリの詳細ページにある「App Review に関する情報」という項目に追加します。
どこかにアップロードして URL を送るのかと思いましたが、ここのエリアに添付ファイルを追加できるので、こちらに追加して保存しました。
あとは、「問題解決センター」から、動画を追加したことと、アプリの基本的な機能について説明したメッセージを送信して完了です。
慌てずに Apple の審査が完了するのを待ちましょう。
私の場合は、次の日には確認して貰えたようで、無事にアプリの審査が通りました!
…送信した動画はあれで問題なかったようです。
今回はアプリ自体にバグなどがなかったので、ファイル追加などの対応で済みました。
なお、ファイルを追加して保存した後、隣のボタンから再度審査に提出してしまうと、場合によっては時間がかかることがあるらしいので、必ず「問題解決センター」から返信するようにしましょう。
以上、Apple の審査に提出したアプリが「Guideline 2.1 – Information Needed」でリジェクトされた時の対処法でした。
ご参考になれば幸いです。