レンタルサーバーでCentOS 7を動かしていたらどういうわけか異様にログインが遅い…なんてことがありました。
このサーバでは具体的に、例えばsshでログインした際や、sudoコマンドを使用した場合などに、本来であれば一瞬で帰ってくるはずが30秒ほど待たされてから実行されるような症状が出ていました。
いろいろ調べたところ、こちらの記事を発見。
ssh、slogin、su が遅くなった場合の対応の一つ – Qiita
今回のサーバーの場合は、
/etc/pam.d/runuser-l
が該当しました。
このファイルの内容のうち
#%PAM-1.0
auth include runuser
session optional pam_keyinit.so force revoke
-session optional pam_systemd.so
session include runuser
4行目で “pam_systemd.so” が指定されているので、この行をコメントアウトして再起動します。
#%PAM-1.0
auth include runuser
session optional pam_keyinit.so force revoke
#-session optional pam_systemd.so
session include runuser
これでログイン時の遅延が解消されました。