以前、packagistにパッケージを登録する方法を紹介しました。
【GitHub】【composer】使いまわしたい独自ライブラリをPackagistに登録 – 株式会社シーポイントラボ | 浜松のシステム開発会社
これだけでも外部のgitを追ったcomposerパッケージを作れるのですが、このやり方のみではdev-masterや[ブランチ名]-devを追いかけるのみで見た目が悪く、破壊的変更を含む大きなバージョンアップをすることができません(もししたら過去のパッケージユーザのプログラムが突然死します)。下図の様にバージョン番号を管理する必要があります。
GitHubと連携したPackage登録をしていた場合、GitHubのreleaseがそのままバージョン管理の番号として登録されます。releaseの仕方はGitHubリポジトリからCode->releases->Draft a new releaseと選択して、バージョン番号を入力してPublish releaseを選択するのみです。
composerでバージョン管理をする際に気を付けた方が良い点にバージョン情報の書式があります。セマンティックバージョニングなど何かしらの規則的な書式にしない場合、composerのバグやユーザの想定しない挙動を招きます。
セマンティック バージョニング 2.0.0 | Semantic Versioning
自分が良く使うセマンティックバージョニングは大雑把には、1.0.0の様なメジャー.マイナー.パッチの書式を用いて、バグ修正をしたら1.0.1、破壊的変更を含まない変更をしたら1.1.0、破壊的変更を含む大きな変更をしたら2.0.0と進めていくやり方です。