携帯回線を提供するMNOのドコモ、ソフトバンク(Y!Mobile含む)ともに、中古のSIMロック解除対応端末についても、SIMロックの解除が可能になりました。
ドコモからのお知らせ : SIMロック解除の受付条件を一部変更 – docomo
ソフトバンクが「SIMロック解除」要件を緩和 中古端末でも来店すれば原則ロック解除可能に – ITMedia Mobile
なお、残るauについても、2019年9月1日までには対応したい考えのようです。
中古スマホのSIMロック解除、auも「9月1日までに」対応予定〜ソフトバンクに続き – engadget 日本版
従来では各社で端末をSIMフリー化したい場合は、端末を最初に購入したユーザーが解約後90日以内までにSIMロック解除の手続きを行う必要があり、この機会を逃してしまうと該当の端末は永久にSIMロック解除できなくなってしまう状態でした。
しかし、今回の変更で、そういった期限切れや中古販売されている端末もSIMロックの解除ができるようになりそうです。
(※SIMロック解除機能が搭載されていない古い端末は解除できません。)
ただし、解除するためには、各端末の提供元キャリアの実店舗へ行き、手続き料3000円を支払ったうえで手続きを行う必要があります。
自分はたまに中古販売店に行ってよさそうな端末がないか探しに行くのですが、前に中古販売店で見た限りではSIMロック未解除の端末は、SIMロック済み端末よりも若干安い価格で販売されている印象でした。(現にSIMロック解除済み端末の場合は、解除していない場合と比較して買い取り額を高く設定している業者も存在しています。)
そのままの価格であればSIMロック未解除の端末のほうが安く手に入ってお得な感じになりそうですが、個人的には中古端末もSIMロック解除できるようになったことで、今後値上がりもありえそうな気がしています。
そのあたりの動向が実際にどうなっていくのかも今後チェックしたいところですね。