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カントの定言命法からコーディング方針を決める

 カントという哲学者の話自体はとてもわかりにくいし、私自身理解できていないのでカントについての思いつきとか茶飲み話程度の記事になります。
 カントの定言命法は実践理性批判という本の中で次の様に訳されています。

「あなたの意志の格律が常に同時に普遍的な立法の原理として妥当しうるように行為せよ」

 ざっくり言うと、あるルールを定めるならば、そのルールは誰もが何時でも守った時に良いことが起きるようにしなければならない、ということです。例えば、嘘をついてもよい、というルールを定めようとするならば、誰もが嘘も真実も話す状態を想定、その様な状態は不都合、嘘をついてもよいというルールは定めるべきでない、となります。とても厳しい考えです。自分はルールを定める際の十分条件ぐらいでよいと思っています。実際、嘘をついてもよい、というルールを定めるとひどく不都合ですが、嘘をついたら罰、とまでいくと行き過ぎな印象があります。
 閑話休題。業務でコーディングを行う時、そのコードは往々にして捨てられません。ついて回ります。少なくとも趣味用のコードの同然に投げ出すことはできません。その様な状況下でコーディングを行う時、カントの定言命法を考えることはいくらか妥当です。あるルールを定めるならば、それに従ったコードが延々と積みあがった時に得かどうかを考えることができ、その考えた状況は実現します。例えば広いスコープで一単語の命名を許す、としたならば名前空間を圧迫し細かい名前の何かと広い意味を包含する何かが生まれたりします。メソッドは30行程までに収める、としたならば一画面で見通しの良いメソッドコードのみのコードができあがります(このルールだけだとワンライナーや分割する理由の薄いブロックが生まれがちなので、もっと縛るべき)。
 隗より始めよ、という格言もあります。そうした方が良いと思える方針があるならば積極的にそうしておくべきでしょう。

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