Docker for Windows が Hyper-V で、Docker toolbox の方は VirtualBOX を要求してきますが、私は VMware が好きなので VMware Player (VMware Workstation Player) で動かして楽しんでいます。
VMware Worksation Pro (VMware Workstation) で動かす事例はみつかったけど、VMware Player ではサクッと動かなかったので、ところどころメモしておきます。
もちろん VMware Player なので非商用でお遊び用でね。
一度 Worksation Pro をインストールして以下 3 ファイルを保存しておきます。その他ファイルも必要となるかもしれないので、まるごと保管しておきます。
- vix.dll
- vmrun.exe
- vmware-vdiskmanager.exe
VMware Workstation をインストールすると VMware Player が消えているので、Workstaion を消して Player に入れ直しし、上記 3 ファイルを VMware Player のインストールディレクトリへコピーします。
ちなみに、設定後まだ 30 日経過していないので継続利用できるかは、今の所まだわかりません。
環境変数の値をレジストリからとってくるため追加します
Windows Registry Editor Version 5.00
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\App Paths\vmware.exe]
“Path”=”C:\Program Files (x86)\VMware\VMware Player”
あとは以下を参考に、サクッと完了します。
Docker ToolboxをVMware Workstationで使う
https://qiita.com/NaokiTsuchiya/items/b3680e97cd7378f9049d
もちろん使うのは DockerToolbox.exe で “/COMPONENTS=”Docker,DockerMachine,DockerCompose” オプションをつけてインストールする形で VirtualBOX などを省いています。
start.sh の書き換えは VMware Player ディレクトリを指定すること。
vmware workstation 用のドライバーを使う点も同じ。
C:\> docker-machine.exe create –driver=vmwareworkstation –help
C:\> docker-machine.exe create –driver=vmwareworkstation –vmwareworkstation-disk-size “20000” –vmwareworkstation-memory-size “4096” default
C:\> docker-machine.exe env default
最後に環境変数をセットして実行。
複数の docker-machine を用意してい場合は、ホストにあわせて FOR から始まるコマンドを実行すれば環境変数がセットされます。”@” マーク部分はコマンドの ECHO 無し命令なので表示されず環境変数にセットされます。まあ 表示された SET 文をすべて実行しても同じです。
当然 docker-machine で起動するのは vmware の VMX マシンになります。Windows サービス化ではないけどデスクトップのバックグラウンドで起動する形、必要に応じて docker-machine コマンドで起動や停止ができるので扱い安いかも。