Cordova アプリで効果音を出したいという要望があったので、メディアプラグイン「cordova-plugin-media」をインストールしました。
HTML5 の audio タグ
を使用する方法もありますが、iOS では動作しない可能性もあるとのことでしたので、プラグイン導入を選択しました。
GitHub のページはこちらから。
GitHub – apache/cordova-plugin-media: Apache Cordova Plugin media
https://github.com/apache/cordova-plugin-media
実装方法ですが、まずプラグインをインストールします。
cordova plugin add cordova-plugin-media
で、下記のように使用したい音声ファイルや、成功/失敗時に実行する関数などを定義します。
const media = new Media('[音声ファイルのパス]', [成功時の処理], [失敗時の処理], [ステータス変化時の処理]);
なお、音声ファイルのパス以外はすべてオプションなので、必要がなければ定義しなくてもOKです。
あとは、呼び出したいメソッドを任意のタイミングで実行するだけ!
私は単に音楽ファイルを再生したいだけだったので、下記を実行しました
media.play();
なお、OS のオーディオリソースを開放する release
メソッドもあります。
media.release();
特に Android の場合、メディア再生に割り当てることができるインスタンスの数に限りがあるため、Media リソースが不要になった場合には必ず上記を実行しましょう。
以上、メディアを扱うための Cordova プラグイン「cordova-plugin-media」のご紹介でした。
どなたかの参考になれば幸いです。