チートシートとしてのresources/lang/ja/validation.php

 laravelには多彩なバリデーションルールが用意されています。記述も次の様に|区切りで羅列されたルールを持つ配列と同じキーを持つ配列を二つ使うのみで簡単です。

$rules = [
    'title' => 'required|unique:posts|max:255',
    'body' => 'required',
];
//Request $request Requestはlaravel内でarrayをラッピングした高級クラス
$validatedData = $request->validate($rules);
//もしくは単に配列で
$input = [
    'title' => 'hoge'
    'body' => 'hogehoge'
];
Validator::make($input, $rules);

 ここまで簡単な記述だと適したバリデーションルールをなるべく使いたいものです。しかしrequiredやmaxの様に頻繁に使うもののみならず全てのバリデーションルールを覚えようとした場合、それは一苦労です。バリデーションルール一覧の日本語訳は丁寧に正確にしてあるのですが詳細すぎるのか長大すぎるのかあまりやりたいことではありません。
 laravelには言語設定というものがあります。これはresources/lang/以下に配置するもので、設定されたlocalに合った言語設定が適宜読み込まれます。この言語設定にはテンプレートが出回っており日本語もご多分に漏れません。次のリンクはバリデーションに用いる日本語版言語設定ファイルへのリンクです。
validation.php言語ファイル 5.6 Laravel
 このファイルにはバリデーションのエラーメッセージが含まれています。例えば次です。

'digits_between' => ':attributeは:min桁から:max桁の間で指定してください。',

 これと同様にルール名=>日本語のエラーメッセージの配列の形で様々なルールとその対応が羅列されています。エラーメッセージはユーザに伝えるためのメッセージだけあってルールの内容を簡潔に教えてくれます。このためvalidation.php言語ファイル 5.6 Laravelでざっくりバリデーションルールを読んで詳細をバリデーション 5.6 Laravelで確認するというやり方がバリデーションの処理をコーディングする際に有効です。

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