HTMLよりも簡単に書式付きの文章が書け、GitHubやBacklogなどの主要な開発コミュニティサイトなどでもつかわれる”Markdown”ファイルですが、よく使われている割には定番のビュアーなどがなく、標準の状態ではMarkdownのビューを見るには実際にMarkdownが動作するWebサービスなどに置くか、あるいはエディタなどについているMarkdownのプレビュー機能などを用いるしかありません。
しかし、内容を確認するためにわざわざWebサービスにアップロードするのも手間ですし、エディタのプレビュー機能もソースコードも一緒に表示されてしまうのは煩わしい上、間違えて触ってしまいそうで落ち着いて見れないという欠点(?)があります。
ということで、デスクトップ上でmdファイルを開いた際に、レイアウト込みかつソースを表示しない、いわゆる”ビューアー”を探したところ、よさげなアプリを発見しました。
markcat – エクスプローラーやFinderから素早く利用できるMarkdownビューアー – SOFTANTENNA BLOG
markcat というアプリです。
Windows(64bit)向けとmacOS向けが公開されています。
mac版はまだ触っていないですが、Windows版についてはインストーラーはなく、解凍すればそのまま使えます。
早速試してみます。
こんな感じで表示できます。
白基調のカラーテーマも用意されているので、どちらか見やすい方をえらぶことができます。
あとはOS側の設定で”.md”の拡張子がついたファイルをmarkcatと関連づけをしておけば、mdファイルをダブルクリックしただけでmarkcatが開くようになります。
とても便利です。
Markdownをもっと活用したい、と考えている皆さんは是非一度試してみてはいかがでしょうか。