今回は Git でファイルのパーミッション変更を無視する方法についてです。
先日とあるプロジェクトをクローンしたところ、内容を変更していないにもかかわらず、未コミットとしてカウントされているファイルが多数あるという現象に遭遇しました。
で、後輩に聞いたところ、ファイルのパーミッションの変更が「ファイルを変更した」とみなされ未コミットしていないファイルとしてカウントされているとのことでした。
その際に教えてもらった記事がこちら。
【Git】ファイルパーミッションの変更(chmod)を無視する方法 – Qiita
https://qiita.com/_Keitaro_/items/edf962d00770029cf4ba
上記記事によると、パーミッション変更を変更として検知しないようにするためには、下記のコマンドを実行すればよいとのことでした。
git config core.filemode false
なお、上記コマンドを実行後、core.filemode = false
が設定できたかどうかは下記のコマンドで確認できます。
git config -l | grep filemode
こちらを実行したところ、パーミッションのみが変更されたファイルは、未コミットとして検知されなくなりました。
なおこちらの設定ですが、参考記事にも記載がありましたが、1人で開発している場合は問題ありませんが、複数人で1つのプロジェクトを開発しているときには、開発者によって「パーミッションが変更される人」と「変更されない人」が混在してしまうため、気をつけたほうが良いとのことでした。
開発者全員が同じ設定で揃えれば問題なさそうですね。
以上、Git でファイルのパーミッション変更を無視する方法についてでした。
ご参考になれば幸いです。