先日の記事で、「EqMax」というツールをご紹介しました。
一つの画面で様々な情報を見ることができ、通知機能も充実しているツールではあるのですが、Linuxでは利用できないというデメリットがありました。
そこで今回は、Linuxでも使用することができる地震モニター、”JQuake”をご紹介したいと思います。
JQuakeはJavaで作られており、JavaVMが動作する環境であれば、Windows/macOS/LinuxのいずれのOS上でも使用することができます。
EqMaxと比較すると、表示される情報はシンプルな内容となっていますが、設定等はむしろこちらの方がシンプルでわかりやすいかもしれません。
また、EEW(緊急地震速報)はEqMax同様に受信できます。
Windows版では通知領域への常駐や、起動時にウインドウを表示しない設定なども行えるので、常に常駐させたい場合にも重宝します。
Chrome拡張機能の強震モニタExtensionでは時間とともにどんどんメモリ使用率が上がっていってしまう問題もありましたが、JQuakeは長時間動かしてもRAMの使用量がどんどん増えていく、といったことはありませんでした。
Linuxサーバーなどで、手軽に常に地震速報を受信できる環境を整えたい、という方にもおすすめです。
興味のある方は是非試してみてください。