【React Native】「react-native-version-check」ライブラリで現在のアプリのバージョンを取得する

開発中のアプリで、現在端末にインストールしているアプリのバージョンが知りたい!というご要望があったためその実装方法についてまとめ。
ライブラリを使用することで、とても簡単に実装出来ました。

今回使用したライブラリの GitHub はこちら。

GitHub – kimxogus/react-native-version-check: A version checker for react-native applications
https://github.com/kimxogus/react-native-version-check

 

まず、下記のコマンドでライブラリをインストールします。

npm install react-native-version-check --save

// iOS の場合は CocoaPods をインストール
npx pod-install

そして、アプリのバージョンを取得したいページに下記をインポートします。

import VersionCheck from 'react-native-version-check-expo'

準備はこれで完了です。

あとは、バージョンを取得したいタイミングで下記を実行すればOKです。

const currentVersion = VersionCheck.getCurrentVersion();
console.log(currentVersion);

上記のサンプルコードでは、とりあえずコンソールログでバージョンを確認しているだけですが、アプリの画面に表示したい場合は state で管理するようにした方が良いと思います。

また、取得できる情報はアプリのバージョンだけではなく、他にも下記の情報等が取得できます。

  • 国コード(2文字)
  • アプリのパッケージ名
  • 現在のビルド番号
  • アプリの Google Play / App Store のURL

今回使用したのは現在のアプリバージョンの取得のみなので実際に実行してはいないのですが、もし機会があればこちらも活用したいと思います。
また、VersionCheck.needUpdate() を使えばアップデートが必要かどうかの判断もできるようなので、利用者の方に常に最新のアプリを使用してほしい場合はこちらで判断すれば良さそうですね。
実際に導入するかは分かりませんが、使ってみたいですね。

 

以上、React Native で現在インストールしているアプリのバージョンを取得する方法についてでした。
ご参考になれば幸いです。

>株式会社シーポイントラボ

株式会社シーポイントラボ

TEL:053-543-9889
営業時間:9:00~18:00(月〜金)
住所:〒432-8003
   静岡県浜松市中央区和地山3-1-7
   浜松イノベーションキューブ 315
※ご来社の際はインターホンで「316」をお呼びください

CTR IMG