久々に、TwitterAPIの最近の動向を調べていたところ、審査時の敷居がすこし緩和されたという情報を見つけました。
2018/7/24に、それまで誰でも簡単にできていたTwitterAPIの利用申請を厳格化することが発表され、利用目的の説明などを英文でフォームに入力して提出したうえで、審査後利用目的が承認されるまでTwitterAPIにアクセスできない形になっていました。
Twitterログインを実装するだけでも同じ手順を踏まないといけないため、TwitterAPIの利用自体を躊躇してしまうような状況でしたが、最近になって状況が変わったようです。
2020年度版 Twitter API利用申請の例文からAPIキーの取得まで詳しく解説 – ITTI STAFF BLOG
どうやら、審査の敷居が下がり、TwitterAPIを取得しやすくなっているようなのです。
ちょうど僕もTwitterAPIの取得申請を行いたいと思っていたタイミングだったので、実際にどれだけ敷居が変わっているのか確かめてみました。
まずはhttps://developer.twitter.com/enへアクセスします。
右上に”Sign in”というリンクがあるので、開発用にしたいTwitterアカウントでログインします。
初めてログインすると、APIを使用する大まかな目的を聞かれるので、一つ選択して、右下のNextをクリックします。
次に開発者アカウントに必要な情報の入力欄が出てくるので入力します。
次にTwitterAPIの使用目的の概要を英語で200文字以上で入力します。
さらに、下の方へスクロールすると追加の入力欄があり、
- Twitterのデータを解析する予定があるか。
- APIを使用するアプリ内で、ツイート、リツイート、およびダイレクトメッセージを利用する予定があるか。
- Twitter外のサイトで、Twitter上のデータを表示する予定はあるか。
- 今回のAPI利用で、政府機関がTwitterデータへのアクセスが可能になるか。
の4つの質問があるので、該当しない場合はNoのまま、該当する場合はYesに変更して、下に表示されるテキスト欄に具体的な使用用途を記述します。
なお、用途の説明の内容は箇条書きでもOKのようです。
ちなみに、英語がわからない場合はDeepLやGoogle翻訳を利用してもよさそうです。
1.と2.を別々に翻訳して対策。
入力に問題がなければ確認画面が表示されるので、内容確認の上Looks Good!をクリックします。
最後に利用規約が表示されるので、確認の上”SubmitApplication”をクリックします。
完了画面が表示されます。
これで利用申請が完了となります。
たいていの場合はこの時点ですでにTwitterからメールが届いているはずです。
ConfirmYourEmail をクリックするとダッシュボードに入ることができます。
最初に作ろうとしているアプリの名前を聞かれるので入力します。
次の画面でついにAPIキーが表示されます!
これらの情報は後から見られなくなる情報なので必ずメモを取ってから次へ進みます。
ダッシュボードのチュートリアルが表示されれば登録完了です!
お疲れ様でした。
ここからは飽くまで予想なのですが、審査時間がほとんどなかったので、恐らく一部の条件を除いてほぼ許可しておいて、問題がある場合は後から何らかのアクションをTwitter側がとる形式になったのではないかと考えています。
いずれにしても、審査がの敷居が少し下がったとはいえ、適当な内容で申請してしまうと後からはじかれてしまう可能性も考えられるので、新しくAPI利用申請を行う場合は、内容をよく確認したうえで申請を行った方がよさそうです。