WSL2を有効化してみる

  • 2020年8月4日
  • 2020年8月4日
  • Windows

自分のPCが無事Windows 10 ver.2004へアップグレードできたので、WSL2を有効化して試してみることにしました。

Windows 10のバージョンが2004以上になっていて、かつWSL1のセットアップがすでに完了している状態であれば、現時点では簡単にWSL2を有効化することが可能です。

次のコマンドを入力します。

dism.exe /online /enable-feature /featurename:VirtualMachinePlatform /all /norestart
wsl --set-default-version 2

またはインストールされているディストリビュージョンごとにWSLのバージョンをセットすることもできるようです。

wsl --set-version <distribution name> <versionNumber>

上記の2つのコマンドを実行したら、Windowsを再起動します。

再起動後、wsl2が指定された各ディストリビュージョンでは、WSL2上で起動するようになります。

実際に簡単に試した感想では、wsl1上では動作に難のあったnmapやdig、ifconfigなどといったコマンドも正常に動作するようになっているなど、動作面でかなり改善が見られました。

これでネイティブのLinuxディストリに近い挙動で、Windows上でLinuxを利用していくことができそうです。

また、Docker DesktopのWSL2対応版などについても、インストールして動作を確認した結果などをお伝えできればと思っています!

参考:
Windows 10 用 Windows Subsystem for Linux のインストール ガイド – Microsoft

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