以前、「【React】「react-big-calendar」ライブラリのカレンダーを日本語で表示する手順」という記事を投稿しましたが、その中で利用した Moment.js
についてあまり触れていなかったので、簡単にまとめ。
こちらのライブラリを使えば、日付データをフォーマットしたり、○日後のような日付の計算を簡単に行うことができます。
公式サイトはこちらから。
ライブラリのインストールは、npm
で行いました。
下記のコマンドを実行します。
npm install moment --save
上記のコマンドを実行したら、あとは追加したいプロジェクトで、ライブラリをインポートするだけです。
私は React のプロジェクトで実行しましたので、下記のように書いて、プロジェクトにインポートしました。
import moment from 'moment';
で、私は日付データを 2020−07−22
のような形式で取得したかったので、下記のように記述しました。
const result = moment().format('YYYY-MM-DD');
日付データを取得するのに必要な処理はこれだけ!
求めたい日付のフォーマット形式も、一目でわかりやすいです。
私が素の JavaScript で全く同じ処理を書くと下記のように長くなってしまいますので、これはかなり便利です!
const date = new Date(); const year_str = date.getFullYear(); const month_str = date.getMonth() + 1; const day_str = date.getDate(); const result = year_str + "-" + month_str + "-" + data_str;
…もしかしたら他に良い書き方があるかもしれませんが…。
Moment.js
を使えば、コードもすっきりしますし、あと、おそらくいつかやらかすであろう、date.getMonth()
に 1 を足し忘れる間違いも無くなります。
JavaScript で日付データを扱うなら是非導入をお勧めします!
以上、JavaScript で日付データを扱うときに便利なライブラリ Moment.js のご紹介でした。
ご参考になれば幸いです。