現状Hyper-Vが使えないWindowsへDocker ToolboxをインストールしてDockerを使用しているのですが、如何せんネイティブなLinuxとの環境の差異がそこそこあり、Linuxネイティブでも開発できるように一応しておいた方がよいのでは、ということでLinux Mint 19にdockerの環境をセットアップすることにしました。
Install Docker on Linux Mint 19 (Tara). – Qiita
を参考にdockerのリポジトリを追加しようと思ったのですが、ここの手順を行った時に
sudo add-apt-repository "deb [arch=amd64] https://download.docker.com/linux/ubuntu bionic stable"
次のようなエラーが発生しました。
Malformed input, repository not added.
最初シンタックス周りなども確認したのですが、原因がわからず…
いよいよ困ってさらに探していたところ、Githubで次のようなIssueを発見。
Malformed input, repository not added. #2065 – GitHub
説明:
add-apt-repositoryLinux MintはUbuntuのオリジナルとは異なることに気付きました。たとえば、-mオプション(デバッグ)を試しても、Mintでは機能しません。これは、このプログラムのはるかに単純な(そしておそらく古い)バージョンのようです。Ubuntuでは、software-properties-commonパッケージによって提供されているようですが、Mintはそれをに置き換えましたmintsources。過去にいくつかのソフトウェアソースを追加しましたが、実際、この形式はそれほど一般的ではありません。通常、次の例(non-freeおよびmain)のように、URLの後に2つの引数があります。
deb [arch = amd64] https://repo.skype.com/deb stable ** main **
deb http://repository.spotify.com stable ** non-free **
deb https://deb.nodesource。 com / node_11.xバイオニックメイン
したがって、Mint add-apt-repositoryは最後の引数がない入力を受け入れないようです。ただし、手動で追加してsources.list実行sudo apt updateすると、すべて正常に動作します
https://github.com/typora/typora-issues/issues/2065#issuecomment-455877843
ということで、どうやらLinux Mint側の不具合だったようです。
解決策としては、リポジトリ追加コマンドを下記のようなコマンドに変更すればOKでした。
sudo add-apt-repository "deb https://download.docker.com/linux/ubuntu bionic stable"
参考: https://github.com/typora/typora-issues/issues/2065#issuecomment-526669791
64bit版のLinux Mintでは追加時に”i386のパッケージが…”のようなメッセージが出てきますが、実際にdockerをインストールするときは問題なくamd64パッケージがインストールされました。
同じ症状で困っていた方は試してみてください。