プロのカメラマンの作品からちょっと笑ってしまうようなネタ画像まで、ありとあらゆる画像が日常的に飛び交っているTwitterでしたが、かねてより写真の投稿場所として利用しているユーザーの悩みとして、”せっかくきれいな画像を投稿しても、Twitter側で画像が圧縮されてしまい、画質が落ちる”というのがありました。
一日に大量のデータがサーバーに送信されるようなサービスなので、画像を圧縮しなければサーバーの容量があふれてしまう、といった事情は容易に想像できます。しかし他の写真を専用に扱っているサービスでは有料ではありますが少額で、無制限に写真を保存できるサービスがあるため、Twitterで無劣化の画像を紹介したい場合はこういったサービスを利用して投稿している方もいらっしゃるのではないかと思います。
そんな中、先日Twitterがサービスのアップデートを行い、一定条件下であれば無圧縮の画像をアップロードできるようになったようです!
Twitter、高画質JPEG画像をほぼ劣化させず表示するように 長辺4096ピクセル・5MBまで – ITmedia
下はアップデート後に実際に投稿を試した方のツイート
確かに従来よりも鮮明になったような気がします。
ただし、すべてのファイルが元画質のままアップロードが可能なわけではなく、一定の条件が満たされないと、従来通り圧縮されてしまうようです。
、ブラウザ版Twitterから投稿されたJPEG画像は、(1)画像に回転情報がないこと、(2)長辺が4096ピクセル以下であること、(3)ファイルサイズが5MB以下であること、(4)圧縮率が1ピクセル/バイトより悪くないこと(つまり500万画素未満にもかかわらず5MBになるような低い圧縮率ではないこと)──という条件をクリアすれば、画質をほとんど下げずにアップロードできるようになる。計算上、最大で約1677万画素(4096×4096ピクセル)の画像でも劣化させずに表示できる。
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1912/12/news125.html
制限はあるとはいえ、従来よりもきれいな写真をやり取りできるようになったことで、よりTwitter上で画像を使った楽しみ方ができるようになりそうです。
ただし、確実に撮影したままの画質の画像を相手に送りたい、といった用途の場合は、引き続きアップローダーなどの外部サービスを使用した方がよさそうです。