Android/iOSアプリに必要なライセンス一覧を実装するのに便利なライブラリ「license-checker
」の紹介です。
Cordova アプリでは、package.json
でライブラリを管理しているのですが、license-checker
を使うと、package.json
からライブラリのライセンス一覧を JSON 形式で自動生成してくれます。
今まで別の方法を使っていましたが、こちらを使うと生成された JSON ファイルを使ってサクッとライセンス一覧を作成できてとても便利でした!
JavaScript で開発されたアプリでしか使えませんが、おすすめです。
今回参考にさせていただいた記事はこちらから。
ハイブリッドアプリのライセンス一覧を自動生成しよう – Qiita
https://qiita.com/kishisuke/items/bdf9a7e83b2193108a8c
GitHub のページはこちらです。
GitHub – davglass/license-checker: Check NPM package licenses
https://github.com/davglass/license-checker
まずはライブラリをインストールします。
コマンドプロンプトなどで、下記のコマンドを実行してください。
npm install -g license-checker
ライブラリをインストール出来たら、下記のコマンドでライセンス一覧を自動生成します。
license-checker --production --json > [任意のファイルパス]
しばらく待てば指定した場所にライセンス一覧の JSON ファイルが作成されるので、あとはこちらをアプリ内で読み込めばOKです。
なお、JSON ファイルの読み込みにはこちらの記事が参考になるかと思います。
javascript – React jsでローカルのJSONファイルを解析する方法 – コードログ
https://codeday.me/jp/qa/20190303/354576.html
また、ライブラリには上記で使った以外にも様々なオプションが用意されており、CSV 形式で一覧を作成することも可能です。
GitHub のページをご参考の上、必要なオプションを指定していただければと思います。
以上、package.json
で管理しているライブラリのライセンス一覧を自動生成できるライブラリ「license-checker
」のご紹介でした。
ご参考になれば幸いです。