Goは、シンプルで信頼性の高い効率的なソフトウェアを簡単に構築できるオープンソースのプログラミング言語です。
The Go Programming Language
Go言語はC言語の様なコンパイルの必要な静的言語でとても高速で軽量な動作ができます。Go言語は記述の簡易さとパフォーマンスの両面を上げることを目的の一つとして作成されました。
とりあえずコーディングを試すなら公式にオンラインエディタとそれ用の実行環境が置いてあります。
ローカルにおけるGoの実行環境の作成は公式サイトに行って実行ファイルをダウンロードするだけです。windowsならインストーラを起動すればPATHも通してくれます。
手軽に手元で試すエディタにはVSCodeがおすすめです。無料ですしGoでググって上位に出てくるプラグインを入れればそれなりに機能がそろいます。
ソースコードの置き場にいきなり気にするようなルールはありませんでした。コンパイル後の実行ファイルがソースコードの配置場所でなくgoコマンドを実行したカレントディレクトリ直下にできることには注意です。
コードは*.goであれば動作します。例えば次です。
package main
import (
"fmt"
)
func main() {
fmt.Println("Hello, World")
}
とりあえずすぐに使うコマンドはgo run [ファイル名], go buildの二つでOKです。go runは指定したファイルを元にファイルをコンパイル、実行します。go buildは自動で対象を探してコンパイルをします。go buildはpackage名と同名の関数がないと動きません。go runはファイルの中にmain関数がないと動きません。package mainのmain関数を用意するのがよいです。go runするかコンパイルされた実行ファイルを実行するとHello, Worldが表示されます。
Goの公式は何かと充実しています。Pythonを思い出す豊富な組み込みパッケージについても次のリンクに実例付きで網羅されています。
Packages – The Go Programming Language
他にもGoコマンドに始まり、エディタ、ソースコードの書き方にまで言及してきます。公式の各ページにはサムネにあるGo言語マスコットであるgopherくんが至る所に変わった形でいて飽きさせません。