今回は、Android Studio で発生したエラーについて。
以前開発していたアプリを開いたところ、「ERROR: Gradle DSL method not found: ‘implementation()’」というエラーに遭遇しました。
Android Studio のバージョンを上げたような気もするし…それが原因かな。
で、エラーを検索したところ、下記の投稿がヒットしました。
android – Gradle DSL method not found: ‘implementation()’ – Stack Overflow
https://stackoverflow.com/questions/45838173/gradle-dsl-method-not-found-implementation
投稿によると、implementation()
を利用するには、
- gradle plugin を Android 3.0.0 以上に更新
- gradle のバージョンを 3.4 以降に
上記が必要とのことでした。
そのため、まず build.gradle を下記の記述のように変更します。
buildscript { repositories { ... // 下記を追加 google() } dependencies { // ここのバージョンを 3.0.0-beta1 に変更 classpath 'com.android.tools.build:gradle:3.0.0-beta1' } }
次に、gradle-wrapper.properties を開き、下記を追加します。
distributionUrl=https\://services.gradle.org/distributions/gradle-4.1-rc-1-all.zip
もし既に違うバージョンのファイルが指定されている場合は、コメントアウトなどをしてください。
消しても問題ないとは思いますがが、私は念のためコメントアウトで対応しました。
あとは、Sync now をクリックして実行すればOKです。
なお、私の環境では、この後さらにバージョンアップを促されたので、それも実行しました。
作業は以上です。
他のエラーが発生していなければ、問題なくビルドが実行できると思います。
以上、「ERROR: Gradle DSL method not found: ‘implementation()’」エラーの対処法でした。
Stack Overflow には大分お世話になっていますので、今後も困ったらこちらをのぞいてみたいと思います。