東日本大震災から今日でもう8年も経つのですね。
自分は直接被災をしたわけではありませんが、連日放送されていたニュース映像を見て、非常にショックを受けてたことを今でも思い出します。
今回は、そんな災害について考える節目の機会ということで、”インストールしておくだけで災害時に役立つアプリ”をいままでご紹介したものも含めてまとめてみました。
・災害の直前から役に立つアプリ
1.とりあえずこれだけ入っていればOK! あらゆる防災情報を受信できるアプリ Yahoo!防災
Yahoo!防災はYahoo! Japanが無料で提供している防災情報受信アプリです。
緊急地震速報は勿論、
あらゆる防災情報を受信することができます。
緊急地震速報では受け取れない”国民保護情報”や洪水、火山情報などを受信できるのも、よくできている部分ですね。
また、個別に音量やマナーモード中の通知、通知音の設定などができるのもおすすめポイントです。
ただ、最近利用者数が多くなってきているのか、たまにプッシュ通知が遅れて届く場合もあるようです。
あくまで補助目的として考えた方がいいかもしれません。
また、避難所を検索・登録できる機能もあります。
2.加速度や地震波形など、詳細な情報も表示できる地震監視アプリ 強震モニタEx
3.本格的な緊急地震速報を受信できるアプリ Signal Now Mobile
ストラテジー社の提供する高度利用者向け緊急地震速報受信ソフトのスマートフォン版です。
緊急地震速報を受け取るためには月額108円の情報料が必要ですが、気象庁で定められた演算方式をもとに独自計算して正確な震源地や到達予測を通知してくれます。
・災害直後から役に立つアプリ
1.どのスマートフォンからも無料でインターネット経由でAM/FMラジオを聴くことができるアプリ Radiko/NHKらじるらじる
スマートフォンにラジオを受信する機能がついていなくても、これらのアプリをインストールしておけば、インターネット経由で無料でラジオを聴くことができます。
また、インターネット経由なのでラジオ電波経由で聞くよりも音声がクリアです。
なお、通常視聴できるラジオ局は地域で限定されていますが、月額350円支払うことで全国のラジオ局のラジオが聞ける”Radikoプレミアム”も利用可能です。
ただし、インターネット経由での配信の特性上遅延が発生するので、ラジオの緊急情報も遅れて届く点に注意が必要です。
2.ウェザーニュースタッチ
ウェザーニュース社の公式スマホアプリです。
メインの機能は月額会員にならないと使用できないものもありますが、天気や警報、地震情報などは無料でさっと確認ができるので便利です。
地震直後の津波などの警報や、進度の確認に役に立つではないでしょうか。
また、ウェザーニュース社も緊急地震速報機能をリリースしており、月額会員になることで利用することができるようです。
3.Twitter
最早身近な存在のTwitterですが、実は災害時に非常に役に立つツールです。
まず地震が来たときに必ず情報を交換しているユーザーがいますし、地震の速報をTwitterに流している地震速報系のアカウントも多数存在しています。
また、政府をはじめとする公式の情報を受け取ることもできます。
そして震災があったときは、救助や救援物資をリクエストしたり、災害の状況を交換する重要なツールになります。
東日本大震災の時も、テレビで津波の情報が流れた際に”逃げて!!!”というツイートをしている方もたくさんいましたし、Twitterを救助要請のツールとして使っている方もたくさんいました。
SNSなのでデマや誤った情報が流れることもあり、一概にいいとはいえない面もありますが、速報性が高く、一気に不特定多数の人に情報を伝えることができるという意味ではとても効率がいいので、とても役に立つのではないかなと思います。
自分からつぶやく必要は必ずしもないので、アカウントの登録だけでもしておくといいかもしれませんね。
いざ地震や災害が起こったとき、いかに早く正確な情報を入手できるかがとても重要だと思います。
スマートフォンの普及もあって、さまざまな情報を誰でも手に入れることが可能になってきてますし、アプリを入れるだけでも備えができるのであれば是非やっておいて損はないのかなと思います。
過去に起きた災害を忘れないことは凄く大事だと思います。一方でそういった災害からなるべく多くのことを学び、万が一次の災害が起きた時に生かせるようにしておくことはとても大事なのではないかなと思います。
防災対策を見直す際の参考になれば幸いです。