緊急地震速報を自宅でも受信、特に自宅で常時稼働させているLinuxサーバー上で緊急地震速報を受信できるものはないかといろいろな探していたのですが、Windows、Android以外で使える緊急地震速報ソフトはなかなかありません。
あらゆるOSで利用できるGoogleChromeの拡張機能として緊急地震速報を受信できるものは存在していますが、ポップアップを表示するのみで残り秒数がわからなかったり、見逃しやすかったりといまいちな感じでした。
そんな中、先日別のことを調べていたら、たまたま偶然理想的な緊急地震速報Chrome拡張を発見しました!
その名も 強震モニタExtension です。
起動すると、このように日本全国の揺れの状態を地図上に色で表示した画面が表示されます。
揺れの強さの単位は震度ではなくgal(ガル)で表されます。
これだけではただ全国の揺れの状況を確認できるだけですが、設定を行うことで、地震発生時に音声を含めた通知を行わせることができます。
設定がかなり細かくできるので、最初見たときは戸惑いますが、通知の設定では基準として震度も指定できるので、地震に詳しくない人でも安心です。
実際どのように動作するかもチェックしたいポイントかと思います。
Youtube上で実際に動作している動画を見つけましたのでご紹介します。
画面右上の枠が今回ご紹介している拡張機能の画面です。
精度の高い緊急地震速報が発表される前から揺れの状態を監視することができるので、左上のウェザーニューズ社の緊急地震速報よりも早く警告が表示されており、ちゃんと通知音や地震の到達済みエリアも表示されていて、かなり高性能なアプリになっているようです。
(ちなみに、左上のウェザーニューズ社の地震速報も、有料会員になれば個人でも利用可能とのこと。個人で緊急地震速報を受信できるサービス自体あまり多くないので、こちらも貴重です。)
なお、Android版の強震モニタもあるようですので、Androidスマートフォンを持っていればスマホで同様の情報を見ることができます。
強震モニタEx
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大きな地震が起きた際、震源地に近い地域にいた場合は地震発生から到達までほんの数秒しかない、という場合もよくあるようです。
テレビでも緊急地震速報は確認できますが、常にテレビをつけているとは限りませんし、いつ起きてもすぐに地震速報が受け取れる環境があると安心ですよね。
専用の機器が必要になるサービスが多く、そういったものを個人で導入しようとすると費用的な問題がありますが、PCやスマホで受信するものは無料~数百円程度で利用できるのでとてもありがたいです。
ちょっと地震の対策をしておきたいな~と思っている方は、是非こういった速報系アプリもチェックしてみてはいかがでしょうか。