久し振りに、iOS アプリの開発を行ったところ、実機へのインストール時に、「The executable was signed with invalid entitlements.」というエラーが発生。
今回は、その対処法についてです。
以前にも、実機でアプリを起動できないことがありましたが、その時とは違うエラーでした。
原因は署名のあたりにありそう。
で、いくつかヒットした記事の中で、実際に解決策とのなったのがこちらの記事でした。
ionic framework – The executable was signed with invalid entitlements – 0xe8008016 – Stack Overflow
https://stackoverflow.com/questions/52846785/the-executable-was-signed-with-invalid-entitlements-0xe8008016
解決策ですが、まず Xcode のメニューバーの「File」から、「Workspace Settings…」を洗濯します。
すると次のようなウィンドウが表示されるので、「Build System」の項目を「Legacy Build System」に変更します。
操作はこれだけ!
あとは、一度 Clean してから、Build 及び Run を実行しましょう。
私の環境では、この方法で解決できました。
調べた時に、他にも、TARGETS の Build Settings の Code Signing Identify の Debug の値を「iOS Developer」に変更する、や、同じく TARGETS の Build Settings の Code Signing Entitlements に定義されているパスが正しいかを確認する、などの方法もありました。
が、私に環境ではこちらについては問題なしだったため、Build System を変更する方法をとりました。
個人的には、まず上の2点をお調べすることをお勧めします。
以上、iOSアプリが実機にインストールできない時の対処法でした。
この方法で解決できれば幸いです。