急遽テストで使用しているAWS EC2インスタンスのボリューム(EBS)を拡張する必要が出てきたのですが、思ったより簡単にできました。
まず、ダッシュボード上の”ボリューム”をクリックします。
現在使用中のボリュームの一覧が出てくるので、その中から拡張したいボリュームを右クリックし、”ボリュームの変更”をクリックします。
すると下記のようなウインドウが出現。
サイズに拡張後の容量を入力します。
これでAWS上での手続きは完了で、ボリュームの拡張は行われますが、実際に拡張分の容量を利用できるようにするためにはOS上でパーティションの拡張を行う必要があります。
ありがたいことに、このコマンドはOSを起動したまま実行可能です。
まず、拡張対象のデバイスパスを確認します。
sudo lsblk
NAME MAJ:MIN RM SIZE RO TYPE MOUNTPOINT xvda 202:0 0 10G 0 disk └─xvda1 202:1 0 8G 0 part /
今回の目的のディスクはxvda1です。
AmazonLinux2では下記のように行います。
sudo growpart /dev/xvda 1 #パーティションを拡張
CHANGED: partition=1 start=4096 old: size=16773087 end=16777183 new: size=20967391,end=20971487
sudo xfs_growfs /dev/xvda1 #ファイルシステムを拡張(xfsの場合)
meta-data=/dev/xvda1 isize=512 agcount=4, agsize=524159 blks = sectsz=512 attr=2, projid32bit=1 = crc=1 finobt=1 spinodes=0 data = bsize=4096 blocks=2096635, imaxpct=25 = sunit=0 swidth=0 blks naming =version 2 bsize=4096 ascii-ci=0 ftype=1 log =internal bsize=4096 blocks=2560, version=2 = sectsz=512 sunit=0 blks, lazy-count=1 realtime =none extsz=4096 blocks=0, rtextents=0 data blocks changed from 2096635 to 2620923
df -h #変更結果を確認
Filesystem Size Used Avail Use% Mounted on devtmpfs 476M 0 476M 0% /dev tmpfs 493M 0 493M 0% /dev/shm tmpfs 493M 516K 493M 1% /run tmpfs 493M 0 493M 0% /sys/fs/cgroup /dev/xvda1 10G 7.7G 2.4G 77% / tmpfs 99M 0 99M 0% /run/user/1000
これで無事拡大されました!