楽天が今年の7月11日から新しいサービスを開始しました
Rakuten RapidAPI
Rakuten RapidAPIは約2年前にサービスインしたという、サンフランシスコのRapidAPIが運営するRapidAPIの日本語版としてリリースされました。
RapidAPIはAPI市場に”マーケットプレイス”という概念を導入し、様々な企業や団体のサービスが提供するAPI群を使い方を含めて集約し、API利用料の支払い代行なども提供しています。
所謂、アプリストアのAPI版といった感覚です。
アプリを探す感覚で、あらゆるAPIを横断検索することができます。
例えばMapのAPIを使いたいと思った時は…
Mapの機能を提供するAPIを一括で見ることができます。
項目をクリックすると詳細情報が表示されますが、その中にはどういったAPIが使えるのかも詳細に記述されている上、APIの動作をテストすることもできるようになっています。
いままで主要な企業のAPIしかあまり目立たず、それ以外のAPIの存在はそこそこ調べていかないと知ることができませんでした。
また、そのAPIではどんなことができるのか、料金はいくらなのか、といった情報も各APIのドキュメントやコマーシャルサイトを調べていかないといけないため、開発者側としてもかなり負担となっていました。
RapidAPIは同じ機能を提供する複数のサービスのAPIを同じサービス上で簡単に比較できるので、これから作ろうとするサービスに最も最適なAPIを探すのがとても簡単になります。
また、APIを公開する場所ができたことで、今後新しいAPIの提供が加速していくことも考えられますね。
Webサービスの構築とAPIは今後どんどん切っても切り離せない関係になっていくかと思います。
これからWebサービスの構築を計画している皆さんは是非確認してみてはいかがでしょうか。