以前からTwitterユーザの間で物議を醸しだしていたTwitterのUserStreamsAPI廃止決定ですが、とうとう本日から実行されるようです。
TwitterのUser Streams APIがとうとう廃止へ ~断続的な停止を挟みながら23日に完全終了 – 窓の社
同社によると、“User Streams API”は8月16日にいきなりシャットダウンされるわけではない。断続的にサービスを中断させながら(flickering)、開発者と利用者に廃止を通知するという。
8月16日午後4時(協定世界時、日本時間8月17日午前1時)より、6時間ごとに1時間、“User Streams”や“Site Streams”が停止される(1時間オフ、5時間オン)
8月20日午前0時(協定世界時、日本時間8月20日午前9時)より、6時間ごとに2時間停止(2時間オフ、4時間オン)
8月22日午前0時(協定世界時、日本時間8月22日午前9時)より、6時間ごとに3時間停止(3時間オフ、3時間オン)
8月23日午後4時(協定世界時、日本時間8月24日午前1時)に、APIが完全にシャットダウンされる
現状のAPIでは、サードパーティクライアントは15分に15回までしかAPIをコールできない仕様となっており、UserStreamsAPIの廃止は実質的な”サードバーティ―クライアント潰し”であったために、クライアント開発者による抗議の声も上がっていました。
Twitter、サードパーティーアプリを機能不全にするAPI変更を延期 – TechCrunch
強い抗議を受けて、一旦は廃止の延期が決定しましたが、Twitter側はその2か月後にStreansAPIを廃止することを再び決定。反対を押し切る形で決行されるに至りました。
これを受けて、Twitter上ではオープンソースのミニブログシステムであるMastodonへの移行を考えるユーザーが出始めているようです。
(Mastodonでもサードパーティクライアントが情報を取得できるAPIが公開されており、Webからのアクセスでもタイムラインをストリーミングさせることができます。)
Mastodonへ移行するのか、それともTwitterを引き続き利用し続けるのか、ユーザーはしばらく悩まされることになりそうです。